▼ まだまだ柔軟審査!? 大手キャッシングの武富士
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しかし実際のところ、昨年度に大きな赤字が出たのには理由があります。
まず、グレーゾーン金利(15〜20%)を超えてユーザーが支払い過ぎた利息を「過払い利息」と呼びますが、これの請求が予想以上に増えて利益を圧迫しました。特に大手はユーザー数も膨大なので、返還しなければいけない過払い利息も大きくなりました。
それに加え、去年の秋に会計士協会が「過払い利息の返還額を数年分まとめて計上しなさい」とキャッシング業界に要求しました。収入はいつもと同じ1年分しかないのに、4〜5年先の支払いまでまとめて「損失」として計算したので、もちろん各社とも大赤字です。
つまり2006年度の大赤字は業績がダウンしたというより、会計処理の方法が変わったために生まれたと言えるのです。
逆にいえば、この厳しい2006年度を乗り越えた大手は、もう大赤字に悩むことはなくなります。
なかでも武富士
・過払い利息の返還分は2006年の会計でまとめて処理した
・これからは過払い利息の返還請求が減っていく
・店舗のリストラでコストが減らせた
といった有利な条件が揃っているからです。
また、よく大手キャッシングは審査が厳しくなったと言われていますが、武富士だけは以前にくらべて可決率(融資を受けられる割合)がほとんど減っていません。ほかの大手が可決率30%台まで落ち込んでいるのに対し、武富士は55%前後ときわめて柔軟な審査をキープしています。
もちろん2009年にグレーゾーン金利が撤廃される等、大きな動きが控えているので楽観はできません。しかし経営体力がない中小キャッシングはともかく、武富士のように余力のある大手はそれほど悪い状況ではないのです。
マスコミはキャッシング業界をひとまとめにして「今後の業界は厳しい」と報道していますが、消費者金融にも会社ごとにかなりの違いがあります。武富士に代表される大手なら、これから先も十分に好条件・柔軟キャッシングが期待出来るのです。
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